11週3日 双胎間輸血症候群の疑い
2/13 11週6日
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膜性診断 → 1絨毛膜 2羊膜
双胎妊娠の場合、膜性によって、リスクの大きさが大きく異なってきます。
私も今回のエコーで診断してもらいました。
私は、左から2番目、1絨毛膜2羊膜のタイプであることがわかりました。
絨毛膜は胎盤の数、羊膜は赤ちゃんが入る部屋の数、です。
つまり、わたしの2人の赤ちゃんは、部屋は別々だけど、胎盤は共有している、ということになります。
部屋が別々だったことはかなりの朗報です!
2人のへその緒が絡む、といったリスクがないということだからです。
でも問題は、胎盤が一つだということです…
1絨毛膜のリスク
1絨毛膜双胎では胎盤が1つなので、赤ちゃんへの栄養供給がアンバランスになることがあります。
原因は主に2つ。
より危険なのは2.です。
双胎間輸血症候群と呼ばれている症状です。
双胎間輸血症候群(TTTS)とは
一絨毛膜の双子に起こる特殊な病気です。
共有している胎盤の中でつながっている血管を通じ、互いの血液が両方の胎児の間を行ったり来たり流れているのですが、このバランスが崩れたときTTTSが発症します。
血液を余分にもらっている方の赤ちゃんは全身がむくみ、心不全、胎児水腫という状態になります。
また、尿量が増えることにより羊水過多となります。
血液を送り出している赤ちゃんは、発育不全で小さくなり、尿量が少なくなるため腎不全や羊水過少となります。
この病気は一絨毛膜双胎の約1割におこり、無治療では赤ちゃんの救命が困難です。
TTTSはどちらか一人の赤ちゃんの病気ではなく、赤ちゃん2人とも状態が悪くなるのが特徴です。
私たちの双子ちゃんにも成長の差がありました…
今回のエコーで、1人の赤ちゃんのCRL(頭からお尻までの身長)が58mm、もう1人は50mmでした。
まだまだ小さいのに、8mmも大きさが違ったのです。
先生にはまだ週数が浅いから確定はできないが、双胎間輸血症候群(TTTS)の可能性がある、と言われました。
そして上記のようなリスクの説明をしてくださいました。
15週か16週にもう一度エコー検査し、そこで発症していれば処置が必要、とのことです。
今の気持ちは…
今、わたしにできることは、あまりないんです。
心配しすぎないこと、でしょうか。
…わかっていますが、全然できていません。
もしかしたら今も、赤ちゃんたちは苦しいんじゃないかと、心配で心配でたまらないです。
もう一つするべきなのは、帰国の時期について考えなおすこと。
早ければ16週くらいで発症する双胎間輸血症候群。
これまで、20週くらいまでに帰国しようかなあとダンナさんとも話していたのですが…
…遅いのかもしれません。
ここ中国での処置がどういったものなのか私にはわかりませんが、どんな処置でも手術でも、受けるなら日本の病院で受けたいです。
来週あたり、日本での出産予定の病院に状況を話し、何週ぐらいまでに帰国するべきか聞いてみようかな、と思います。
何かあったときに最善の選択、最善の治療ができるように、そのことを最優先にこれからのことを決めていきたいと思います。
リスクになんか負けないです。
強い心を持ちたいです。
2人の赤ちゃんが2人とも元気に、健康に育ちますように。。