15週 上海で最後の検診 双胎間輸血症候群の兆候有無の検査
妊娠15週になりました。
一昨日、上海の病院でエコー検査を受けてきました。
来週には日本に帰国するので、上海で最後の検診です。
前回、11週のNT検査では、少し心配な結果でした。
NTは問題なかったものの、双子の大きさの違いが大きく、問題になったのです。
一絨毛膜ニ羊膜の双子の15%に発症する危険な兆候、
双胎間輸血症候群ではないか?
という疑いです。
今回のエコー検査は、この症状が進んでいないか、を確認するのが目的でした。
もし、障害が発生するレベル、命に関わるレベルまで進んでいたら…
考えれば考えるほど検査前日は怖くなり、検査に行きたくない、と思いました。
でも行くしかない。
もし良くない結果でも受け入れ、双子ちゃんたちのためにできる限りのことをするんだ!
…と覚悟して病院に向かいました。
検査の結果 ▶︎ 問題なし!
ドキドキして受けたエコー。
結果は、とてもうれしいものでした。
双子ちゃんの大きさはほぼ同じ、羊水の深さも大きな差なし。
今の時点では双胎間輸血症候群の兆候は見られませんでした。
心底ほっとして、気づいたら涙が伝っていました。
11週のときより随分大きくなった双子たち。
元気に動いている様子は可愛くて可愛くて。
ダンナさんにも見せてあげたかったです。
夜、残業して帰りが遅くなったダンナさん。
エコー画像の写真を見て、とてもうれしそうでした。
男の子と判明したことも報告。
2人で双子ちゃんたちの未来の話をしました。
夫婦で子供たちの話をしている時間が一番幸せです。
プレママのエコー見学会
私が検査に行った中国のローカル病院では、診察室の中に入ってエコーの順番を待ちます。
つまり、自分より前のママたちのエコー画像を見ながら、自分の番を待つことになります。
ワイワイと、まるでエコーの見学会。
日本ならあり得ませんね。
プライバシーの問題になるでしょう。。
今の週数だとお腹の上からのエコーだから恥ずかしくないけど、
もっと赤ちゃんが小さければ経膣エコー。
この場合でも病院によっては、人がされてるのを皆で見ているんだそうです。
それは日本人的感覚を持った私からすれば、恥ずかしくて耐え難い。。
足をがばっと開いて、中をグリグリされてるの、他人に見られるのはやっぱりイヤだなあ。。
私の見たところですが、中国の人たちはアカの他人からどう見られるかをあまり気にしません。
みんな、何よりも大事なのは自分がどうしたいかであって、他人がどう見るか、どう思うかは重視しないのです。
だからトイレにドアがなくても、道で鼻水を飛ばしても、パジャマで買い物に行っても、人前で経膣エコーでも、それほど抵抗がないのだと思います。
若くておしゃれな女の子が道端に痰を吐く姿、日本じゃ見たことないしな。。
上海で暮らして1年半ですが、私は日本にいる時よりむしろ、気楽に生きています。
他人に見られていることを意識しなくていいし、言いたいことは言うのが普通、だからストレスがたまりにくいのだと思います。
でもその反面、他人の目の抑止力が効かないから、街がとても汚いし、マナーが悪いし、ケンカも多いです。
一長一短ですね。